11月10日、19時から新潟市市民活動支援センターで「お仕事帰り防災講座」を行いました。
これはふだん新潟市の委託事業として小学生の親子や町内会の皆さん対象に行っている講座を「働く人向け」に内容の一部を変更して実施したものです。
今回の講座は4部構成です。
1:「心配なこと」「備えていること」「備えていても心配なこと」書き出しワークショップ
2:防災ポケットメモ(大人用)の作成説明
3:100円ショップでそろえる「非常持ち出し品」、車やバッグに入れておく「自分専用携行品」紹介
そして最後に
4:災害食の試食(カレーライス、おかゆ、チキンの煮物、味噌汁)です。
最初の「心配なこと」「備えていること」「備えていても心配なこと」書き出しワークショップでは、家族のこと、仕事のこと、いざというとき地域の人と助け合えるかなど、色んな心配ごとが出ていましたが、「自分の命」「家族の命」というコメントに胸を突かれるような気がしました(*自分や家族は絶対に大丈夫とは言い切れないのが災害だということですよね)
だからこそ一番必要なのが「自分自身の命を守る」ということで、そのために、あらかじめ対応策を考えておく防災メモやグッズが必要になる訳です。
ただ、せっかく備えてもいざと言う時に使えなければ意味がないわけで、そう考えると、何をどう備えるかというのは意外と難しい課題です。
忙しい毎日のなか、実際に起こるとは限らない災害のために時間を使うなんて勿体ないようにも思いますが、忙しいからこそ、一度考えておく必要があるのではないでしょうか。
WWAでは、この後もいろんな所で防災講座が開いていきたいと思います。
職場や地域の集まり、職能団体などで「防災」の話が出ましたら、WWAの防災講座も選択肢に入れて頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。