「起業道場実践編:本気の起業・具体的に実践」

第二回: テーマ「売るための広告宣伝」

7月24日(日)13時30分~16時30分 (会場:新潟市万代島ビル11階NICOプラザ会議室)

内容:「売るための広告宣伝」

・伝えたい対象、状況にあった広告宣伝の選び方

・事業に合った効果的な「広報ツール」の作成演習*添削指導付き

講師:中村節子(パーチェデザイン代表・グラフィックデザイナー)

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実践編第二回では、前回設定をした「ペルソナ」が、事業や商品の内容について「具体的に理解でき、お金を払おうと思える」チラシを作成することを最終目的として講義とワークを行いました。

しかし、実際の事業運営においては、チラシや名刺などの基本ツールに加え、新聞や雑誌、テレビなどを使った広告や、ホームページやブログ、フェイスブックやツイッターなど、多種多様なツールや媒体を使って広報活動を行うことが多いです。

そこで、第二回の講義では、最初に「どんな相手には、どんな媒体を使うのが効果的か」ということを、それぞれの媒体利用者の年齢層などのデータをもとに確認を行いました。

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また、たとえば同じ「新聞」を利用する場合でも、自社で費用を払って掲載してもらう「広告」と、相手から取材を受けて掲載される「広報」の2種類があり、後者の方が読み手に与える信頼度が高いものの、必ず掲載されるとは限らないなど、それぞれの特徴を押さえ、その時々の状況に合わせた方法を選択する必要があることも学びました。

しかし、どんな事業であっても、自分以外の人に「自分の口で直接伝える」のが基本です。

その際に必要となる基本的なツールが名刺とチラシです。

そこで今回は、初回で各自が設定をした「ペルソナ」に「手渡しをする」ために利用するA4サイズ片面のチラシを作成することが課題です。

チラシを相手に渡したとき、内容がきちんと伝わり、お客になろうと思ってもらうためには、チラシの中にどのようなことを入れる必要があるのか。

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これらの点について中村講師がこれまでに手掛けた事例を参考にしながら説明を行い、それを参考に各自がチラシの構成を考えるところまで講義時間内に行いました。

この後、受講生が自宅で一通り完成をさせたものを「下書き」として提出し、そこに中村講師が添削を付けて返却を行います。

その後、各自が「完成版」を最終回に持参し、講義の最後に全員でプレゼンを行い、互いの起業に向けてエールを送り合う予定です。
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受講者の皆さんにとっては、最後の大きな山場になりますが、自分の為にぜひ頑張って頂きたいと思います。