8月20日西区坂井東小学校「防災キャンプ」にて開催
8月20日土曜日、新潟市西区の小学校で開催された「防災キャンプ1日目」に行ってきました。『WWA防災ワークショップ』をプログラムのひとつに加えて頂いたことで、これまでになかったワークショップの形を経験させて頂きました。
こちらの小学校では今年3回目の「防災キャンプ」になるそうです。子ども達は、朝、近所の避難所に集合した後、危険な場所を確認しながら、災害時には一番の避難所になるであろう学校まで来たということです。言葉だけでなく、実際に確かめながら歩くのは、いざという時に必ず役に立つはずです。
私たちがお邪魔した時は、グループごとに〈防災工作:新聞紙で作るスリッパ〉〈避難所ストレッチ体操〉〈水消火器体験〉に取り組んでいました。その後、レスキュー訓練、夕食づくり、段ボール仕切りたてづくり、安全を絡めたゲームを楽しんで、体育館で宿泊、翌日は避難食の朝ごはんを食べて解散という、盛りだくさんのスケジュール。そんな中の「防災ワークショップ」だったこと、会場の体育館は、猛暑のせいでとても暑かったこと、全学年が対象ということで、低学年にはきつくないかなと心配もありました。
いざ、始まってみると、子ども達は熱心に聞いて、質問にもしっかり答えてくれ、真剣にダンスを踊ってくれました!ジージョ・キョージョの登場が、子ども達の心を捉えてくれたようです。
保護者の方と一緒というスタイルではなかったのですが、スタッフでもある地域の皆さんに、子ども達をしっかりフォローして頂いたおかげで、防災メモづくりもスムーズに進行できました。避難場所や連絡先、まずしなければならないこと等の内容についても、日頃から話し合っているご家庭も多いらしく、子ども達に迷いがなかったのがとても印象に残りました。
日頃からボランティア活動を通じて、地域の方々が子ども達と良い関係を築いていることを実感できました。担当の方の「地域のみんなで子どもを育てる守る」という言葉から、防災の基本を改めて考えさせられた一日でした。
熱い中頑張った子ども達と、サポート隊の地域リーダースタッフの皆様に感謝します!