創立20周年記念事業「公開良書の会~希望のつくり方」

第一部

平成28年6月25日、NPO法人ワーキングウィメンズアソシエーション(WWA)の設立20周年を記念し、「公開良書の会 希望のつくり方」を開催しました。かも川別館(長岡市)を会場に、一般参加者36名、WWA会員38名、総勢74名が参加しました。

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講師には、若者の働き方や「希望学」をテーマに研究をされている東京大学社会科学研究所の玄田有史教授をお迎えし、丸山結香理事長が進行役を務めました。

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まず初めに、玄田先生から今回の課題本である、「希望のつくり方(岩波新書)」について、和やかな語り口とユーモアに富んだ話題で講義をして頂きました。
講義後は、参加者から、希望について普段から抱えている疑問や、課題本の中で心に残った文章の感想を述べてもらい、これらについて、玄田先生と丸山理事長がお話をしながら進めました。

その中の一つをご紹介します。若者が職場をすぐに辞めてしまうことについて会場から質問がありました。本の中に「希望の両義性」という記述があります。先が見えないから、辞めてしまうという理由と、先が見えてしまったと思うから辞めてしまうという二つの理由があることを挙げ、若者が「待つ」ことが苦手になっているのではないか、と示唆されました。さらには、出会いと別れについても、「別れ」が上手くできている人は、次の出会いにも臆病にならないのだそうです。
例えば、職場の送別会が思い浮かびますが、皆さんはいかがでしょうか。

参加者からは、今後の良書の会に参加してみたい、とか、「希望学」について、さらに深く読み込んでみたい、との感想が聞かれました。新書を購入して、読んでから参加してくださった方も多く、今回の講義で、さらに深く読み込むきっかけになったのではないでしょうか。

第二部

公開良書の会の後は、会員のみが参加して、NPO法人設立20周年祝賀会を行いました。祝賀会の冒頭で、WWAの20年間の活動を振り返るスライドショーを流しました。活動を始めたときの状況や、当時のイベントのことも話題にしながら、参加者同士で思い出を語り合いました。
WWAの活動は、人の一生に例えると、成人期に入ります。これからも働く女性のために、会員一人一人が活躍するのはもちろんのこと、お互いのネットワークを活かして、さらに成熟したWWAの活動を進めてまいりましょう。